アーカイブ: 2013年11月30日

人は何故 食べ過ぎてしまうのか??

今回は、ダイエット問題、肥満問題の最大の原因だと考えているものについてです。

「よし!ダイエット頑張ろう!!」とダイエットをスタートした時に、食事量をいつもより減らすことを実践される方が多いことでしょう。

でも、何日かは実践できるが、

「やっぱりどうしても食べ過ぎてしまう(涙)」

「自分の精神力が弱いからなのだろうか?」

という結果に終わってしまう人も多いのが現状です。

では、なぜ食べ過ぎてしまうのか?

・食欲が過剰だから?

・意思が弱いから?

・ストレスのせい?

色々と原因はあるだろうと思いますが、 最大の原因は・・・

「食べ物が美味しすぎるから!」です。

冗談のように感じる人も少なくないと思いますが、これが最大の原因であるのは間違いないだろうと思っています。

これまで動物は何億年ものあいだ、食べることで栄養を摂取してきましたが、すべて自然界に自然に存在するものしか食べてきませんでした。

それが、ここ数十年で、化学調味料・食品添加物といったものが使われることが多くなり、 極端に食べ物が美味しくなってしまったのです。

そうなると、たとえ満腹感を十分に感じていても、食品の刺激が強くて圧倒的においしいので、満腹感による「食べるのはやめろ」という信号など、簡単にかき消されてしまい、食べ続けてしまうのです。

もはや満腹であったかどうかもわからなくなり、胃が完全に満タンになる限界ポイントまで食べ続けて、ようやくお腹がいっぱいと感じて、食べ終わるのです。

自然界のものというものは、それほど極端に美味しいわけではないのです。

活きのいい高級な食材を調理してもらっても、美味しいけれど極端に美味しいわけではなく、高級な味、気品のある味という感じなのです。

化学調味料の刺激に慣れてしまっていると、刺激が足りないと感じてしまうかもしれません。自然の味というのは、もともとそういうものなのです。

本来ならば、満腹感を感じたら、それ以上食べ続けるのは苦痛になってしまうのです。

ところが、化学の力によって、脳は過剰に興奮させられて、どんどん食べ進めてしまうのです。

これを自分の意思が弱いからだと自分を責めて、自己嫌悪におちいってしまうと、どんどん悪循環にはまっていってしまいます。

「自分が悪いわけではない。」「極端に脳を刺激するものを食べているから、食べ過ぎてしまっているだけ」なのです。

ということで、続きは次回!